Swing Arm rebuild. スイングアーム 修理

今日はスイングアームの修理について。
一気に真夏の感じになりましたね。
ハーレーは空冷です。
オイルや油圧、風が当たる走りなどに注意してくださいね。
そのあたりはまた。
人気のショベルヘッドです。
旧い車両になりますので、いろいろと直していかなければ、気持ちよく乗れません。
また、安全性にもかかわる部分なので、しっかりと修理しなければなりません。
ではでは、いってみまっしょう~。
4 speed frame.のスイングアームピボット(スイングアームの軸)は、多くの車両がやられている部分です。
乗り味がおかしい。
コーナーの切り返し時に特にわかります。
リア周りが横に振られる感じ…。
高速コーナーでの振れ。ウォッブル。
など…。
ばらしていきましょう。
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そして、スイングアームピボットです。
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段ツキ摩耗と虫食いが酷く、要交換であります。
またここまで摩耗しますと、通常のやり方では分解できませんでした。
ベアリング、レース、ピボットシャフトを交換。
グリスアップ。
プリロードを掛け、調整、組み付け。
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もうひとつ。
純正のホイールスペーサー。
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つぶれて、めくれ上がっています…。
それによって、スイングアーム内側に食い込み、座屈している車両が多いですね。
これに対応するため、外径の大きいスペーサーを製作して対応します。
そして試乗。
切り返しのコーナーがある、テストコースへ…。
一つ目のコーナー…。減速。ターンイン。
二つ目のコーナー…。切り返し…。お~、スムース。笑。笑顔。
クリップをとらえ、加速…。気持いい~笑顔。
ということで、ニコニコ笑顔のテストランでありました。
気持ちよく乗れるハーレーどうですか。