今日はホットロッドについて。
アメリカでは文化として認知されているホットロッド。
日本でHOT RODといえば、最近ですとMOON EYESさんのカスタムショウを連想する方が多いようです。
ルーツといえば、旧いベース車両を時間や技術・愛情などをたっぷりとかけ、現行車に負けない性能とカッコイイ外観を与
える、というものです。
また、エンジンチューンを施した車全般を指し、HOT RODと呼びます。
いつの時代も、メカニカルで有機的なデザインに乗り物好きはドキドキするものです。
その車・バイクを好きになるきっかけは、外観のカッコ良さに決まっています。
しかし、所有すると更なる欲望が沸き起こり、気に入らないところが出てきたり、こうだったら最高なのにと思うものです。
外観と機能を高め自分好みにする、それがHOT RODという行為の本質です。
クラシカルな外観を多くの人の心をとらえます。
しかし、走りのレベルは低いです。
そこで、HOT ROD RULES則り、外観はオリジナルのまま中身だけを最新のものにする。
大変手間のかかる方法ですが、その車両を愛するが故のカスタム・チューニングです。
外観からは判断できませんから、多くの人は気が付きません。
また写真でも分かりませんから、雑誌などで扱われる事も難しいでしょう。
オーナーの旧き良き時代を愛する気持ち・情熱が、それらを実現しようと行動になるのです。
派手な外観だけがカスタム・ホットロッドではない。
乗り物をよくしたいという気持ちが、
HOT RODそのものではないでしょうか。