今日のFATECHではスポークホイールの組み付け作業をご紹介させて頂きます。
スポークホイールはリム、スポーク、ハブから構成されていて、これらをスポークレースアップ(組み付け)&トゥルーイング(芯出し・ふれとり)して組み付け調整していきます。
調整は径方向(タテ方向)とスラスト方向(横方向)にダイヤルゲージ等を使い、サービスリミット内におさめます。
この時同時に、オフセットまたは、センター位置を意識しながら調整します。
つまり、同時に径、スラスト、オフセットまたはセンター位置の三要素を考えて作業しています。
この分野のスペシャリストがいる事からも、大変難しい作業という事が解ると思います。
正しく調整されると、1ピースホイール(キャスト等)をしのぐ精度あるスポークホイールが完成します。
今回のホイールはブラックアルマイトのリムとステンレスのスポークで張っていきます。
次回も引き続きスポークホイールのブログになります。お楽しみにしていてください。