今日はハーレーに必ず必要なオイルについて。
多くのハーレーのオーナー様は、高性能を求めてハーレーを所有している訳ではないとおもいます。
空冷大排気量、ロングストロークエンジン、重い車体などオイル的には間違いなく過酷な条件(シビアコンディション)
となります。
ハーレーをより良い状態ではしらせるために
すぐれたベースオイルを選ぶ
バイクの状態や走り方に合った最適な粘度を選ぶ
ベースオイルの種類として鉱物油、化学合成油があり化学合成油でもVHVI,PAO,その他(エステル)とあります。
FATECHで使用しているMOTULは、エステルがベースオイルです。
化学合成油の特徴
低温流動性が高い。 (低温時の始動性が良い。)
低い蒸発性。 (オイル消費少ない。)
熱酸化安定性 (熱に強く、劣化しにくい。)
温度粘度特性が良い (タレにくい。)
エステルの特徴
摩擦係数が低い。 (出力向上)
金属表面に吸着する。 (油膜強度が高い。油膜保持能力が高い。)
(過酷な条件でも油膜保持、ドライスタートからエンジンを守る。)
そのような特性を理解し、MOTULのオイル全般(エンジン、トランスミッション、プライマリードライブ、フォークなど)を、
FATECHでは使用しています。
シビアコンディションといえるハーレーにとって日本の夏、特に東京周辺などの大都市部は激しい渋滞で、エンジンにとって致命傷を与えかねない状況といえます。
本格的な日本の夏をむかえる前に、ぜひオイル交換をおすすめいたします。