今日はトランスミッション修理について。
ANDREWS GEARについては先日お伝えしたとうりです。
パーツがそろったので一気に組み付けます。
トランスミッション2機分です。
いきなり完成ですが・・・。
同じ4速ミッションでも年式によって細かくわかれています。
画像は分かりやすく、右がラチェット・トップ。左がロータリー・トップです。
年式によってシフトドラムがプレート状になり、ベアリングもLOOSE ROLLERからCAGED ROLLERにかわります。
当然後期型の方が、機械的に優れています。
と言ってもきちんと修理・調整すれば前期型のデメリットもないですが・・・。
お客様の好みといったところでしょうか。
レストア仕上げなので、ボルト類の仕上げ方も鈍いシルバーとなるように仕上げています。
ピカピカやビカビカになりすぎないようにしています。
これで中身はANDREWS GEARとなっていますので、HOT ROD transmissionという感じに仕上がったと思います。
オイル漏れについてはCrN処理をおこなっています。圧倒的な摺動性と耐摩耗性です。
旧い構造に現代の新しい技術を落とし込む・・・。
夢があると思いませんか?
現在ではそのようなことが実現できます。
4速ミッションの方、ぜひその性能を手に入れてください。