今日はバックラッシュについて。
暖かくなったり、寒くなったりと…、春はもうすぐですね!
体調には十分に気を付けてください。
ではでは行きましょう~。
何度も何度もお伝えしているこの題材。
バックラッシュ。バックラッシ。
歯車のガタ,遊びであります。
ピンゲージを使用して、外径を図ります。
それを仮組みしまして、バックラッシュを計測します。
遊びがあるか?
無いか?
有ればいくつか?
ではどうするか?
と絞り込んでいきます。
バックラッシュが大きいと、タペット音のようなカタカタ・チキチキ音が出ます。
バックラッシュが無い場合、ヒューン・ギューンというギアのうなり音が出ます。
このうなり音の場合が大事になります。
ギアサイズが大きいということですので、軸心がギアによって押し広げられますので、
ブッシングの摩耗や最悪はシャフトが折れます。
そんな事例も過去に有りました。
恐ろしいですね…。
でも理屈がわかれば、ただそれだけのことです。
バックラッシュを合わせればいいのであります。
きっちりと組めますと、とてもしづかに動くエンジンになります。
ギョルギョルいっているのはとても危ないので、
早くショップさんで点検・修理・調整をしていただいてください。
ご相談はお気軽に。