今日はタイヤ交換について。
どんなのバイクでも、必ず付いているタイヤです。
タイヤの性能にこだわって、ハーレーに乗っている方となりますと、意外に少ないのではないでしょうか。
1万キロも乗れば、必ず摩耗し交換時期となります。
その交換の際に、どのメーカーのどの銘柄を選ぶか、そこが重要です。
AVON ROAD RIDER 90/90/21
グリップ感とライフ(耐摩耗性)の、高い次元での両立がポイントとなります。
タイヤ交換の際に行っておきたいのが、重量バランス取り、通称バランス取りです。
タイヤの製造工程における継ぎ目や、エアバルブ位置などは、重くなってしまう場所ですから、
回転物に重い場所があると、振動になってしまいます。
それを回避する・軽減する為に、バランス取りをします。
専用スタンドにかけて、重い位置を割り出し、反対の位置に釣り合いが取れるウエイトをとりつけます。
これを、スタティックバランスといいます。
バイクの場合、トップカテゴリーの競技車両もスタティックによって行われています。
新品のタイヤのグリップ感を生かすためにも、必要な行程です。
新しいタイヤのスムーズさと、バランス取り後の振動の無さで、雲の上を走っているように滑らかな乗り心地です。
どの修理や整備でも言えますが、一つのセクションとして考えて、
そのセクションを構成するパーツを全ていっしんしないと、交換していないパーツの寿命がきてしまい、
直したばかりなのに、また分解修理となってしまいます。
目の前の修理代の安さは、長い目で見たときにはより高くつくという例です。
タイヤ交換時には、タイヤだけでなく、
チューブ&リムバンド又は、チューブレスバルブの交換が必要です。
最近のモデルは、17インチホイール化が進んでいますので、
よりタイヤの選択肢が増えています。
また、グリップとライフのバランスも、非常に高次元でバランスしたものがあります。
安全で快適なタイヤをお選びください。