今日はクラッチについて。
エンジンから出力された、動力の断続をおこなう機構がクラッチです。
回転を一度切り離し、トランスミッション内の回転が落ちたところで、変速。
変速後に回転を接続、ギア比が切り替わる。
それを繰り返しライダーは運転しています。
30年代から80年代まで続く、4速ミッションのクラッチはあまり大きな変更が成されないまま採用されてきました。
それを現代の技術でアップデートします。
ベアリングの構造変更。
ハブ形状の変更により支持部の増加。
4枚または5枚のストックから7枚へと増やされた、フリクションプレート。表面積の大幅な増大。初期EVO比200%。
フリクションプレートの材質変更により摩擦係数の増大。
ダイアフラムスプリング採用にて、軽い操作感。
など。
中身を後期型化し、上級グレードにすることもまた、
HOT ROD RULES
に則っているといえます。
お客様のお好みの、クラシカルな外観は保ったまま中身は最新の今型。
当然走りの次元も、大幅に変わります。
エンジンの出力を最大限に伝えるので、エンジンの面白さが増します。
クラッチジャダーも出ませんし、ロケットのような加速も可能となります。
4速での加速も別次元。
ドッドッドッドの一歩ずつが大股になる感じで進んでいきますので、車速のノリが向上。
こだわるからおもしろい。
そんな世界をお伝えしていき続けます。