修理   ロッカーアーム

今日は修理について。

 

 

 

 

 

 

 

 

旧いバイクに乗っている方、または走行距離が多い車両に載っている方はエンジンのメカノイズが気になっていませんか。

エンジン騒音の大半は、ピストンとシリンダーからと言われています。

そこは、よく修理で直す個所でもあります。

しかし、バルブ周りの騒音もかなりのもので、動弁系を修理する意識がある人はだいぶ少ないのが現状です。

全てのクリアランスなどを見直さなければ、快調なエンジンにする事は難しいです。

先日のタペットまわりも動弁系です。

ロッカーシャフトの摩耗とロッカーブッシングの入れ替え・リーム仕上げによって、大幅に静かになります。

 

ロッカーアームとシャフト。

 

 

 

 

2011_1208_144325-DSC00653.JPG

ロッカーシャフト摩耗部

 

 

 

 

2011_1208_144346-DSC00654.JPG
2011_1208_144412-DSC00655.JPG

ブッシングを抜きます

内部には大きな異物が混入していました。

 

 

 

 

2011_1208_152419-DSC00657.JPG
2011_1208_152437-DSC00658.JPG

2台分まとめての作業。

 

 

 

2011_1208_153713-DSC00659.JPG

ブッシングとシャフトが届いたらまた続きを。

 

ガタは騒音となり、ライダーに警告をしています。

放っておけばさまざまなトラブルを引き起こします。

早い対処をすることで、重大なトラブルを回避できます。

スムーズで力強いハーレーのエンジンフィーリング。

ぜひ手に入れてください。