今日は修理とカスタムについて。
修理とカスタムを同時にする。
分解が基本ですから、同時にする事で技術料がお得となります。
摩耗や故障によって交換を余儀なくされた部品。それをお客様の理想のカスタムへと昇華。
信頼性の高いパーツや対策品へと交換する事で、安心感を得られます。
ガスタンク内部の錆がひどい為、ペットコックやストレーナは錆だらけ。
また非常に細かいものは、キャブレター・フロート室にまで回っています。
ガスタンクの交換・仮組。アーリータイプ5ガロンから3・5ガロン化します。
各部の干渉などがないか確認。
干渉のある箇所が何点かあり、板金・修正。
最後に、プレッシャーテストして完了。ペイントへ。
内部コーティングをばっちり施し、錆とはお別れします。
単純なタンク交換とはなかなか行かないですが、仮組や修正、プレッシャーテストをする事で、ペイント後のトラブルは皆
無に出来ます。
錆によって調子を崩した個所をすべて全分解・修理。
キャブレター、プラグ、コック、ストレーナーなど。
修理することと故障を比較すると、修理する事の方が大変な事がわかると思います。
このケースの不具合の根本である錆。
それを元から断たなければ、何度でも上記の作業を繰り返さなければなりません。
どのトラブルも必ずバイクからの合図・信号が出ていて、ライダーに訴えかけています。
その時の早い対処があれば、ダメージも少なく修理できると思います。
楽しい時間の為にも少しだけバイクの調子や、
合図が出ていないか気にしてみるといいかもしれません。