TC88 and TC96

今日はツインカムについて。

1999年より、2000年からは全車twin camとなったBIG TWIN。
今までよりも、大幅に信頼性も上がったことに異論の余地はありません。
だからと言って全く壊れない、旧いのは壊れるからTCにという考えには疑問を感じます。
楽しい・面白い・カッコイイ・こうすることでもっと良くなるなどを提案することが私どもの役割、そう考えています。
選ぶこと。選択するときに、否定的に間引いていくより、肯定的に考えていきたいものです。
新しいから壊れないのではなく、過程として旧いものや先人たちのおこなってきた結果から導き出された一つの答えとして、現行車があるはずです。メーカーにはコストダウンの考えもありますので、我々のようなSHOPが存在する意味は、そこにあると思います。
メーカーができなかったことや、わからなかった事などをチューンナップ・カスタムにて引き上げる。
乗り方・扱い方、走行距離、メンテナンス頻度など要素は多々あります。
新しいバイクが壊れないという事も、旧いバイクが壊れるという事も、どちらも合っていて、どちらも間違っています。
正しく調整・修理・チューンしていれば、旧いも新しいもないと考えています。
もちろん、ベースとなる性能や、品質などに関しては言わずもがなです。
ハードライディングが身上の、走り屋さんや、ツーリングメインの長距離派などいろいろな方がいらっしゃるのもまた、ハーレーの懐の深さでもあります。
新しいバイクでも、メンテナンスや乗り方でその後の結果は全く異なります。空冷エンジンであることや、大排気量であることは、かなりデリケートなものとなります。風が当たるように走る、オイル交換頻度を上げるなど新しいTC88やTC96などでも当然必要です。
さまざまな結果が、私どもの知識・データとなります。
推測し対処をすることで、今までとは違った未来が切り開けるはずです。
さまざまな修理・調整、承っております。
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