Repair. ハーレー 修理 オーバーホール

今日は修理について。

おはようございます!
今日の東京は晴れ。

修理・リペアー・オーバーホールいろいろといい方ありますね。
日本だと中古屋さんでオーバーホール済み、とよくありますね。

みなさん多くの方がそのワードに特別な感情を抱いていますね…。

「修理」という意味です。

ではそのレベル・内容は?
オーバーサイズピストンでボーリング加工。
バルブ周りちょろちょろ…。
終了。
が多いようです。

エンジンのパーツやトランスミッションのパーツを全分解。
各部を計測・精査。
お客さまのご予算・ご希望(トルク型エンジンにしたいなど)にあわせて。
パーツオーダーなどと作業していきます。

ですので、くみ上げた直後だからもくもく白煙を吹いたり。
メカノイズがうるさかったり。
そんなことはありません!

では、いきましょう。

分解しながら軽くチェックしていきます。
同時にメモも取っていきます。

ブリーザーホールがやられてますね。
ずーと、ブリーザーからオイルが出る車両や、オイルが出る頻度が多い車両は注意です。

これは、オーバサイズ加工で直せそうです。

トランスミッションもばらし…。

計測して現状を把握。
クリアランスは広くなっていて、良否は否。

コネクティングロッド。
たたかないと抜けないようでした…。

ですので、ビックエンドのアウターレースはこのように焼けた跡が…。

すべて計測しますと、真円度が低いためクリアランスがきつく焼けているようです。

ピニオンシャフト。

ピニオン先端がとても摩耗しています。

クリアランスを出すため計測。
良否は否。
ここはそんなには悪くなかったですね。

作業工数が多いのがお分かりいただければ、違いもお分かりただけると思います。
ノーマル排気量でも大排気量でもこのスッテプが必要です。

ドキドキするような加速のために…。

さあどんどん行きます。