ハーレー スポークホイールって大丈夫!?

おはようございます!

夏も終盤ですね…。お祭りが終わるような感じで少し寂しいですね。

空冷のエンジンを持つハーレーにはこれからって感じでしょうか。

マニアなわたくしは寒くても暑くても関係なく乗ります笑。

筋トレも同様です笑。

お客様からのご依頼で、フロントホイールを19インチを21インチ化するお仕事です。

まずは車体から外して、いろいろチェックします。
ハブベアリングが摩耗有り。

タイヤも外しました。

この時にいつもスポークレースの方向性なんかも記録しておいております。

用意した新しいリムと比較。
スポークの向きが少し違います。

くみ上げることを考えて少し「もや~」っとします。笑

リムとハブのパウダーコートを施し、ハブのベアリングレースを組み、スポークをレースアップしていきます。

「もや~」っと下とうりの出来事が起きました。
が、心の準備がありましたので、解決させましてカタチにします。

スポークはステンレス製です。

レースアップしましたら、振れ取り台にてトゥルーイング・芯出しです。

ダイアルゲージを使用して径方向と軸方向の精度を高めます。
サービスリミットはだいぶ甘いので、もっと突き詰めた精度にします。
径方向は0.5-0.25
軸方向は0.3-0.2
リムの精度次第になりますがこのくらいまで追い込みます。


グルグルと最後にストレス発散させます笑
止まっているように回ります笑。

この後更なるカスタムを施すために、Shakin’に旅立ちます。

Shakin’から帰ってきたホイールさん。
かっこよく生まれ変わって、よしよしと撫でてあげます。

一気にホイールを完成させます。
タイヤもはめまして。
ハブベアリングのサイドプレー・遊びを調整します。
インナーのスペーサーの長さを足したり減らしたりして、サービスリミット内にします。ガタガタだとハンドリングは悪く。キツキツだと回転が重く焼き付きます。
リミット内の少ない数値にしますと驚くほど軽く回ります。
これと、ホイールの精度。
それからタイヤのバランス。
そしてホイールの位置・センター出し。

これらがミックスしたホイールなら格別の乗り味。まるで雲の上を走っているような!になります。
全部大事なのでどれも必要な作業で精度がキモです。

こんな感じで車体に。

画像に含まれている可能性があるもの:バイク、屋外

「べりーすむーす!」
っとオーナー様にもお褒めいただきました!!
誠にありがとうございます!!

修理・カスタムのご相談お気軽にどうぞ。