ハーレー 三拍子 アイドリング どうやるの?!

こんにちは!

すっかり冬の感じになってきた東京です!
週末はホットロッドショウが横浜で有りますね。

クリスマスに年末~お正月と忙しい時期ですね。

街を走っているバイクがいっきに少ないですが、空冷エンジンのハーレーにとっては最高の季節なので有ります。

ショベルやエボで例にとって行きましょう。

点火系の進角遅角をつかさどるパーツ、”ガバナー”。

このスプリングを”ガバナースプリング”と呼びます。

スプリングが進角曲線・アドバンスカーブを決定します。
これは変化の仕方や変化のタイミングを決めています。ノーマルのスプリングはすごく弱いレートのスプリングですので、あっという間に進角しきってしまいます。そして遠心力に負けて遅角もしにくいです。ふけ上がるのは早くて、回転落ちが遅いのはたいていこのセットアップの影響です。

エンジンの使用によってこのスプリングレートを変更します。
うまく決まりますと、トルクアップします!

そして回転落ちも早まります。
もちろん三拍子もバッチリなので有ります。

TC88などの後期型はイグニッションモジュールになっております。
電気的に制御されております。この方式は狂わない、正確などのメリットがあります。
ですので、アイドリング時に正確に”トットコ、トットコ”と刻みます。
~’99までのエンジンもハイグレードの点火システムにしますと同様になります。
それを組み込むと、
「バイクの運転が上手になったみたい」とおっしゃる方もいます。


排気音のご要望もあります。
“低音が利くように”
マフラー・排気管は、
パイプ径が細いと高音。パイプ径が太いと低音となります。
パイプ長が短いと高音。パイプ長が長いと低音となります。

キャブも影響いたします。
小さければ低回転時の安定感は有りますが、高回転が重くなります。
大きければ低回転時はばらつきますが、高回転時は軽くふけ上がります。

吸気。
排気。
点火。
の三つが大きく関係してきれいな三拍子が出るかどうかとなります。

もちろんエンジン本体の状態が大きく関与するのは言うまでもない事です。

ご相談はおきがるに。