ハーレー オーバーヒート対策

今日はオーバーヒートの対策について。
毎日とんでもない暑さが続いています。
皆様ご機嫌いかがですか?
この暑さですから、ハーレーに乗りましょう!となったら、気になるのは暑さから来る、オーバーヒートですね。
ここのところ、その手の話題やご質問それから、油圧チェックなどのご依頼…などありますね。
そして最後には、その対策方法ってあるの?
となりますね。
以前にもお伝えしましたが、車両が完全であっても(問題が無くても)、乗り方・走る条件によってかなり簡単にオーバーヒートしてしまします。
ライダーのできる手段としましては、風の当たる走りをする。
これにつきると思います。
風量の大きな電動ファンなども、あるようですね。
原理はまったく同じであります。
オイルクーラー、これも毎年聞かれます。
風が当たっていれば、効きますね。風の当たらない渋滞時には、効かないと思います。
ということで、いってみまっしょう~。
一般的な情報はどこでも手に入りますし、皆様もご存じなこともあるかと思います。
メカニック的に、こうなってないといけない。やばい。こうしておいてほしい…、な情報をお伝えしていきます。
オイル容量について。
カスタムによって、又は車種によってかなり少ない容量の方、要注意です。
最低3リットル。できましたら4.5リットルから5リットル程度。
容量が増えますとやはり差が出ます。
高性能な化学合成油
極限時の潤滑性能に雲泥の差があります。
点火時期
強い火花
吸気系の調整・ホップアップ。
キャブ車であればセッティングを夏仕様に。
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パーコレーションという、夏に起きるアイドル不良もありますが、走りの方はjet類によって制御されています。ですので、jet類を変更しまして、この暑さ・大気・大気圧にあった調整をすべきであります。
この時期の大気では絶対的に出力は出ません。冬の寒い時期の方が、出力は出ます。(ベストセッティング時)
冬に合わせたままのっておりますと、カブリっぽくなってしまったり、極端にレスポンスが悪くなったりします。
夏仕様にセッティングしますと、スムースな加速にもどる筈です。
出力は低下しても、実際の乗り味は力強く変化します。
大気圧とキャブ、出力の関係性はとても深いです。
完全に余談ですが、
真冬にとんでもない深いところでセッティングを取ったら…、出力出るでしょうね笑。
でも、とんでもなく寒そうだから、滑って前に進まないかもしれません。
逆に、真夏にとんでもなく高いところに行ったとしたら、カブリぽくなる理由もイメージできますか?
出来ますね笑。
とにかく暑いですから、機械はいくらでも直せますので、ご自身の体に気をつけてください。
バッチリ整備・調整しまして、最高のお休みにしてください。
Keep your health and safe riding!
Enjoy!!