ハーレー オーバーヒート

今日はオーバーヒートについて。
先日の油圧についての反響がありましたので、関連のこの内容であります。
ハーレー、空冷エンジンとこの時期、日本の真夏。
オーバーヒート。
この関連性はとても深いです。
乗り始めの方やあまりメカにご興味ない方は、特に気をつけていただきたいです。
仮に、機械的に全て問題なし。パーフェクトだったとします。
仮に車両はTC96 インジェクション車だとして。
フェイテックのある江戸川区からスタート。
都心部を~渋滞にはまり~抜けて~反対側の練馬くらいまで行ったとします。
距離にして2~30キロ、昼間なら1時間ちょいと。
これで完全にオーバーヒート寸前であります。
メカノイズは確実に大きくなって、出力もダウンしています。
この時に気がつけるか?どうかがカギだと思います。
風が当たる走り方。
走行風しかエンジンを冷やす(冷媒)手段が無いのが、空冷エンジンです。
そのシンプルな構造が多くの人を引き付けています。
だから、乗り手はそれを考慮した走りをしなければなりません。
それを助けるようにその他のモノをアップグレードし、補助していけばマージンが生まれます。
純正の空燃比から、パワー空燃比へ変更。(出力向上。ガスによる冷却)
鉱物油から化学合成油へ変更。
点火システムの変更。ポイントからトランジスタ又はアナログからデジタルへ。
いろいろなモノを最適化しますと、驚くほど軽くエンジンがまわります。
空冷エンジンと東京の真夏の相性は、非常に悪いですが、乗れないことはありません。
それには色々対策が必要だということですね。
ではでっは~いきまっしょう~。
ディストリビューターです。
アフターマーケットのリプロです。
なぜかわらなずの症状が出まして…、よく見たら!
いろいろな所が!
と、いうことで、いろいろな所を加工しまして、対策していきます。
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Eキャブであります。
以前セッティングなどを取りましたが、7~8年は経過していますか…。
もちろんリビルドが必要です。
エンリッチナ―が固着! 動きません!!
なかなか手ごわい笑。
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綺麗になりました。
ジェットも替えます。
ジェットも摩耗するんです。でかくなってしますんですね。
吸われる側に長穴になっていくのであります。
これらによって、皆さん調子を戻していきます。
また、以前は調子ばっちりだったのに、この夏なんかいまいちだな…。
の車両が入ってきました。
それはまた次回に。
暑いので、お体に気をつけてください。
追伸
私の暑さ対策。
ああ、もうダメだバテた…。(きのう)
こんな時はそうだステーキを食べよう。
スミマセンこれの1キロをレアで…。
と、いうことで今日は体力モリモリであります笑。
ぜひやってみてください。