今日は耐震について。
ハーレーと振動・バイブレーションの縁はなかなか切れない関係性ですね。
耐震といっても地震ではなく、ハーレーの話なのです。
鼓動と言えば、底からわき起こるようなリズム、2気筒のパルス感など、ポジティブなものを指し、
振動と言えば、高周波のビリビリ来る周波数の高いものなど、ネガティブなものを指すのではないでしょうか。
振動が減れば、ライディングは楽になり巡航スピードや、航続距離が延びる事でしょう。
当然メーカーとしてのハーレーも理解しています。
エンジンをラバーマウントしたモデルや、エンジンにカウンターバランサーを付けたモデルなどは良い例です。
しかしそれらは、何でも振動を相殺する訳ではなく、実用回転域での振動軽減や、生産ラインとしてコストと得られる結果のバランスによっての話です。
正確に調整すれば新車であれ、もっと性能を引き出すことも可能です。(ファインチューニング)
ホイール周辺における振動への対策として、
トゥルーイング(振れ取り)
ハブベアリングのサイドプレイ(遊び)
タイヤの重量バランス取り
などがあります。
重量バランス取りはアルミホイールでも、スポークホイールでも必要です。
単純な原理で、専用スタンドにかけると一番重いところが真下になるので、その180度反対に釣り合うまで、ウエイトを付け
てあげるのです。
それによって縦方向のバランスが釣り合い、振動が軽減されます。
非常に滑らかな乗り味となり、タイヤが本来持つ性能やサスペンションが持つ性能も、引き出す結果となるでしょう。
タイヤ交換をきっかけに、一段上の新しい性能をてにしてください。