つづき
小学1年生の頃には父に連れられて、
当時のモーターショウといえば、東京都中央区の晴海見本市会場に、モーターショウを観に行きました。
何を観たのかさっぱり覚えていませんが、やはりここでも父に、
「おう、あれがハーレーだぞ。すごいな。」と言われ、オウム返しに「すげえ。」といった事だけ覚えています。
高校生になった頃には、通学途中の町のバイク屋に、ハーレーダヴィドソン¥0000いくらと表示があり、
自転車で通り過ぎて行くときに、「あー、ハーレーだ。すげえ。かっこいい。」とよく見てもいないのに、言った記憶があります。
そういえば、チビの頃見たFLHも真後ろから見たのに、「すげえ。」と言っていました。
その後、高校生の私はアメリカ文化に傾倒していき、たくさんのアメリカ映画を観ました。
お決まりですが映画、「EASY RIDER」を観て「ああ、俺はハーレーに乗る。」と決めました。
乗りものに乗り始めるきっかけというのは、往々にして、形がカッコイイというところになると思います。
メカニズム云々、時代が云々もあるかと思いますが、
多くの人が「カッコイイ」と思い、憧れ、その想いを果たすのではないでしょうか。
どうぞカッコ良く乗ってください。その姿を見た人たちが憧れるほどに。
大変な状況の日本ですが、肯定的にポジティブに1つの事を思い続ければ、
夢から現実へと変わり、さらに変わらぬ想いを抱き続ければ、
後の世代へと引き渡せるのではないでしょうか。
折れない強い心・精神が日本人の心の中に宿っているはずです。
その姿を見て、何かを感じ、強い意志を持つはずです。
ちじこまる事無く、前を向き真っ直ぐに進む事で、変わらない姿勢、続いていく進化・熟成、
そのようなものが、長く愛されているゆえんだと思います。