今日は大事な事について。
誰しも大事な人がいるかと思います。
大事な人が困っていれば、手を差し伸べたりして助けますね。
難しい問題もその人の頼みとあらば、引き受けます。
自分が苦しい時に受けた、恩義というものがあればなおの事です。
義理という言葉があります。
私の師も、義理という言葉を使います。
そのような大事な方がお客様でもいらっしゃいまして、
晴れて、以前よりお預かりしていたバイクの修理が完了したので、名古屋へとお引き渡しとなった次第です。
長きに渡り、お待たせして大変申し訳ない思いでいっぱいなのですが、
「完璧に仕上げてくれ。」
とのご注文に自信を持ってお渡しする為には、
それだけの時間が必要でした。
とても難しい内容で、悩み、苦しみ、
10年ほど前に同様のケースで起きたトラブルでいき詰まり、
クリアし、勉強になり
マイナートラブルを摘み取り、
自信を持ってお渡しできるレベルに達したので、納車となりました。
私どもを信用していただき、それに応えるために、
絶対に気持ちが折れずに、あきらめずに、作業しました。
そこまで待って、信用していただいた事に感謝しております。
試乗していただき、
「めちゃくちゃいいじゃん、最高だよ。」
との感想をいただいて万感の思いでした。
たくさんのお客様に支えられ、また
私どもだけのチカラだけではなく、
縁の下でさらに支えて頂いている仲間達に対し、
感謝しています。
恩。
義。
さらなる力を与えてくれる全ての人に感謝し、還元すべきと思っています。
日本に古くから伝わる、さまざまな精神論。
ひたすらに耐え忍び、相手の事を考え行動する。
日本人ならどんな困難ものりこえられるはず。
歴史がそう語っています。