きょうは修理について。
エンジンの特性を決定ずけるのが、カムシャフトです。
パワー・トルクを上げる為に、単純なパーツ交換である程度までは、ごく簡単に達成できます。
しかし、エンジンの持つ潜在能力をフルに引き出すチューニングは、技術的にも難しく、費用対効果の面でもお勧めできま
せん。（一般的に）
カムシャフトを交換する為には、様々な知識と技術が要ります。
パワー・トルクには皆様意識が行きますが、エンジンのメカノイズとなると、
あまり正しく伝えられていません。
ですから、かなり多くの方がエンジンノイズに潜在的に、悩まれているのではないでしょうか。
私どもの所にも多くの修理が持ち込まれています。
旧車だから、ソリッドリフターだからこんなもの・・・
的な、お言葉良く頂戴します。
しかし、きちんと修理したナックルヘッドをその方にお見せすると・・・、
「なんでこんなに静かなの？」
となります。
軸受の摩耗。
カムローブの摩耗。
ギア径の調整・バックラッシュ調整（ギア同士の噛み合いを調整）
タペットローラーの摩耗。
ボディの摩耗。（場合によりオーバーサイズ化）
組み付け。
ご来店いただければ、エンジンをかけて聞く事が出来ます。
どの状態がいいのかを知らなければ、ご自分の位置もわかりません。
向かっていく方向が分かれば、ご予定も立てやすいかと思います。
どうぞお気軽にご来店ください。
オーバーホールしたエンジン。
どこまで、どのレベルで。
その打ち合わせなく行われたものであれば、信頼して安心して乗れないのではないでしょうか。
ボーリングした。バルブをやった。オーバーホールした。というエンジンをおおくみうけます。
摩耗したサービスリミットを越えた個所を、修理・交換・調整するのがオーバーホールです。
本来の性能・機能をとりもどし、
素晴らしい休日を満喫してください。