今日はオーバーホールについて。
言葉の意味を調べて見ると、点検・整備、分解修理をオーバーホールといいます。
修理の事を指す訳ですね。
さてエンジンをオーバーホールするといいますと、皆さますごく大変な事のように感じる方が多いです。
言葉の意味からすると修理ですから、そうでもないかとも思います。
しかし、せっかくバラすなら1度にバシッと直したいと思うのが心情です。
その為にはやはり、全分解し全てを精査しなければなりません。
手落ちがあれば、そこを起点にトラブルが起き、エンジンのライフも起点となったところに合ってきてしまいます。
ダメな箇所や、ウィークポイントがエンジンのライフを決定付けてしまいます。
ですので、パワーアップさせる為に高価なパーツを組み込むというより、ライフを伸ばすべく信頼性の高い・精度の高いパ
ーツを組むという方が正しいです。
現状の把握の為に、全分解。
パーツオーダーや処方の為に、計測。
焼き付き、スティックした個所を発見。
乗り物、特にバイクはエンジンの持つ役割が大きいです。それは、デザイン的にも、乗り味的にも、所有欲的にもです。
エンジンが剥きだしのバイク、ハーレーは特にそのエンジン外観に惹かれて乗る方が多いです。
調子が良いハーレーに仕上げて乗っている方は、とてもエンジンに関してデリケートです。
オイルの管理(交換サイクルや銘柄)や点検整備などまめになさっています。
エンジンをしっかりと直して走り出せば、何でもない道でさえ、喜び・楽しみにかわります。
スロットルを開けたくなる。
走る喜び。
そんなハーレーにぜひ乗ってください。