Tune up チューンナップ

今日はチューンナップについて。

フェイテックはカスタムショップですが、

修理やチューンナップがフェイテックの仕事の大半です。
それは、さまざまな年式や車種のハーレーに対応しています。ということでもあります。
現行車ノーマルからヴィンテージ、他店でのカスタムなんでもどうぞ。

よくあるご注文について少しご説明を・・・。

三拍子にしたい。
いい音にしたい。
エンジンの応答性(レスポンス)を良くしたい。

このあたりが一番多い、チューンナップ内容です。
性能を上げる・引き出すことがチューンナップという行為です。
何か決まったパーツをつければ、性能がアップするというような単純なモノではありません。
たとえば、フェイテック推奨のパーツをつけたとしても、正しい組み合わせ(セットアップ)や調整がされなければ、
全然本領を発揮しません。

逆を返すと、それだけセットアップや調整が重要だということです。

話は戻り、上記の内容は吸気・排気・点火のチューンにより達成できます。

吸気を交換。 排気量に見合ったメインボア径のモノにすることで、吸入空気量アップ。
         その後、空燃比を最適化することで、燃焼圧力増大により出力向上。
排気を交換。 排気量に見合ったパイプ径のモノに交換。
         排気効率向上により、吸入効率も向上する。
点火を交換。 充填効率が高まって火がつきにくい状況(高温・高圧)でも、安定して強い火花を供給するモノに交換。
         
このような理由から、交換・調整をしていきます。
3つが関係しあい、一連の流れの中で繰り返し起こっているので、どれかだけを交換・調整しても意味を成しません。
または、どれかが欠けても同じことです。

セクションごとにまとめてチューンナップすることを推奨するのはこのためです。

正しく調整されると、エンジンをスタートするところから違います。
キュルキュルキュルキュルー、ズバズバズバ、ダッタカダッタカダッタカ。に対し。
キュル、ダッタカダッタカダッタカ。
というぐらいにすぐエンジンが掛かります。
(文字だと分かりずらいですね)

その後数秒で、ストールせずにアイドリングできます!
これは、化学合成油と鉱物油の違いです。
(低温流動性に優れているため)
この状況を見ると皆さん、驚かれます!この寒い時期にでもです。
(実際には少し暖気してください)

さまざまなパーツの組み合わせによって、そしてさまざまな調整によって、性能は決定されます。
どれだけ高価なパーツや、お勧めパーツを組んでも調整次第です。
ですので、大排気量スーパーチューンより、ノーマル排気量のベストチューンの方が速い。なんてこともあり得るのです。
調整を甘く見ると、エンジンのライフ(寿命)を短くしてしまいます。
出力が出るということは、エンジンにとってストレスが少ないからでもあります。
ベストなセッティングを出せば、ライフも長くなり走りも楽しくなります。
唯一のデメリットは…、楽しすぎてエンジンを回してしまうことだと思います。

ハーレーをもっと楽しく、調子よく。
休日を豊かに過ごすために…。

お気軽にご相談ください。

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吸気。
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点火。

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排気。