今日は旧い車両とオイルについて。
ここ最近は沢山の新しい方のご来店いただいております。
この場を借りまして、誠にありがとうございます。
さて、旧い車両の修理は常時入庫いただいております。
そして、そこに取り付けるべく、旧いパーツもよくあります。
そのどちらもがとても人気があり、普遍的なモノです。
しかし、調子が悪いのをパーツのせいにしたり、ハーレーのせいにするのは如何なものでしょう?
調子がいいのも、悪いのも理由があります。
vintage partsは手に入れるだけで高いです。
vintage bikeも同様です。
しかし、調子の良いまたは、悪いは、別の問題です。
そこから、直していくことが基本になります。
そういったことが、合わない方は、新品のパーツでおこなうことをお勧めいたします。
S&S super B vintage
この修理をしないと、回転が下がらない。や、セッティングが出ない。
などのトラブルになります。
シャフトの摩耗と、ボディの摩耗を修理・対策しました。
そして、オイルについて…。
オイルなんて何でもいいんじゃん。
ハーレーなんて何でもいいんだよ。
安いのを早めに替えれば、いいんだよ。
高いやつなんて…。
たくさんのそのような声を聞いたことがあるのではないでしょうか?
フェイテックでは、MOTUL OIL・モチュールオイルを使用しております。
旧い車両にも、化学合成油をお勧めしております。
いいオイルの条件。
いいの基準が、人それぞれなので…。
なるべく安くという人にとっては、鉱物油がいいオイルの条件になると思います。最も安いですから。
そういったニーズがあるので、モチュールでも鉱物のラインナップもあります。
しかし、
良いオイルの条件といいましたら…、やはり性能が良い事。これに尽きます。
フェイテックブログにて過去に何度も、化学合成油の事を書いておりますので、そちらをご覧になってください。
トランスミッションの修理。
オイルタンクと同様に、ヘドロ状になっております。
洗浄液でもなかなか溶けないです。
スクレーパーやマイナスドライバーで、ゴリゴリいかないと取れません。
鉱物油の潤滑能力と、ガム状に変質する特徴をよく示しております。
最初にいったように思っている方に、フェイテック試乗車を乗っていただくと…。
2008 FXDB
なんでこんなにスムースなの?
ギアが音もなく入る!
エンジンのレスポンスがいい!
エンジンが静か。
など…。
感想をいただきます。
それで、俺のもこんな風になるの?
とよく聞かれます。
オイルについて、多くの方は安いのでいいんじゃないの?とはいいたものの、
良いモノを知るとその違いに驚かれます。
まずは、良い状態がどういうものか、知ることが近道ではないでしょうか。
費用対効果の高いチューンナップと思います。
暑い時期になってまいりましたので、空冷のハーレーにとって厳しい環境であります。
また、アメリカ本国と違い、
日本の道路事情、特に都市部の東京近郊では本当に過酷です。
慢性的な大渋滞。ヒートスポット。信号ピッチが狭い。最高速度が低い。
など、もろもろが影響しております。
ベストセッティングを施し、いいオイルを入れ、空冷バイクの乗り方(風の当たる走り)などをし、
暑いシーズンを熱い情熱で、楽しく過ごしてください!
表情は涼しく・クールに!
1979 FXS
t/m rebuilt with Andrews gears.
Ride smooth and so quick!