エンジン修理

今日はエンジン修理について。
さまざまなエンジンの修理をおこなって来ました。
今回はS&S 113″のコンプリート・エンジンの修理であります。
初めて扱いますので、よく調べて取りかかります。
修理内容はヘッドガスケット抜け、です。
もろもろが専用品になっているので、それらの手配をしなければなりません
4″ボアのスペシャルなので、ベースガスケットとヘッドガスケットを用意します。
走行が少なくして、吹き抜けていますので、万全を喫するためにCOMETIC製を使用したいので、
オーダーいたします。
受注後の製作になるので、少しお時間がかかります。
この商品が届くまで、1カ月ちょっと。
輸入品であることと、スペシャルなエンジン(または製品)だと早くても、これ位掛かります…。
…、ということで、ばらして~いってみましょう!
どんどんばらしていきますよ~。
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インテークのシールが完全にアウトです!
同様に、エキゾースト・ガスケットも吹き抜け…。
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ヘッドを降ろすと…、
見事に抜けております。
心配していた、ガスケット・サフェースの損傷はありませんでした。
そのまま走ってしまうと、アルミ部分が溶けてしまって面研の必要が出ます。
しかし、でかい燃焼室であります。
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あとはドンドン戻していって、あっという間に組み上げです。
力強い排気を響かせ、復活であります。
台風が去ったと思ったら、一気に夏の陽気です。
空冷のハーレーにとって過酷な時期です。
風を当てる走りと、いいオイルなどで十分ケアしてください。
最高の週末の為に。