Repair barn find. ハーレー 一般修理 バーンファインド

今日は一般修理について。

おはようございます!

暑いですね!
真夏の陽気です。
環七は渋滞ですごいことになります。
その中を空冷エンジンのハーレーで走るのは、かなりの過酷さです。

オイルや走り方に気を使い、オーバーヒートにどうぞ気を付けてください。

眠っている車両を乗りたいとのご依頼です。

およそ九年ほど経過しているようです。
ではでは、いろいろチェックしていきます。

タイヤも変えてくれとのことで、
交換します。

Coker tire 500-16です。
Super Eagle replicaですね。

キックがスッコーンと抜けてしまいます。
ですので、分解してチェック。

クラッチレリーズが落ちておりました。
摩耗大。

足りない部品や,年式違いでトラブルになっている個所が多数です。
スラッジが下に堆積しているのがわかりますね。

堆積したスラッジ。

バイクの押引きが以上に重く、それでいてブレーキが抜けてしまっています。
ですので、そのあたりを全チェックします。

!!!

派手に割れております。

このまま乗っていてはとても危険ですね。

スイングアームも気になりチェック。
ホイールを外す時からガタガタしていたので、おそらくいろいろなっているかと…。

スイングアームの軸受け・ピボットシャフトとベアリング、レースを外します。

レースの状態。

ピボットの状態。

すべて交換☞調整☞グリスアップしていきます。

ホイールのディスタンスカラー(ベアリング内側のスペーサー)です。
この部品の長さによりホイールの軸方向・横方向の遊び量を決めます。
この数値が少なければ、焼き付き。
多ければ、ガタガタになります。

押引きが軽くなるようにするには、完全な調整が必要です。


洗浄し、レースを入れて、仮組していきます。

売っているものや、持っているものでは合わないこともあります。
その時は…そう、製作します!

次はキッカー回りも直していきます。